教養科目

教養教育センターは、開学以来、教養教育と教職教育を担ってきました。
教養教育では良識ある社会人としての教養、すなわち、多様性を生かす力、問いを立てる力を身に付け、教職教育では、教養教育に加えて、教員としての専門知識、コミュニケーション能力を磨いていきます。
教養教育科目は学部ごとに編成され、全学組織である本センターと学部が連携して実施しています。幅広い教養を身に付けるため、全学部とも人文・社会、自然科学、語学、情報処理、体育の分野を網羅した体系的な教育課程を編成しています。教養教育は、本学の教育目的に沿った人材を育成するため、学部ごとに多少の違いはありますが、

1. 社会人として必要な高い倫理・道徳観と豊かな情操、そして、専門にとらわれない幅広い見識とグローバル社会の中で生き抜くための、多様性を生かす力を身に付けさせること
2. 専門教育に対応できる基礎知識と問いを立てる力を身に付けさせ、研究者に求められる創造的研究のもととなる資質を育むこと

という二つの主要な目的を持っています。
また、教職教育では、教員になった時に実践で役に立つ知識や技能はもちろんのこと、人間に対する深い理解と洞察力をも身に付け、一流の教員としての資質の修得を図っています。このように、教養教育センターでは、一般社会人、或いは教員としての高い倫理性と見識、そして専門知識やコミュニケーション能力を持った学生の育成を目指しています。