最先端のDX機器・施設

地方から未来を創造する

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高度専門人材育成事業 - 最先端のDX機器

食品開発科学科には、他のどの大学にも劣らない最先端のDX機器が揃っています。

デジタルと専門分野の融合で未来を切り開く

  • 食品用真空凍結乾燥機(FD-108M)
    凍結乾燥(フリーズドライ)商品の開発が行える
    [食品開発スキーム 分野(食品製造・加工)]

  • レトルト殺菌機(RK-3030)
    レトルト食品の開発に使用される
    [食品開発スキーム 分野(食品製造・加工)]

  • 味認識装置(TS-5000Z)
    食品や飲料の総合的な味の評価に使用される
    [食品開発スキーム 分野(食品成分分析)]

  • 4成分同時計測近赤外成分計(KB-270)
    栄養成分の計測に使用される。
    [食品開発スキーム 分野(食品成分分析)]

  • 香気成分分析GC-MS(CMS-QP2020NX+HS-20NX)
    食品の香気成分を分析する装置
    [食品開発スキーム 分野(食品成分分析)]

  • 微生物迅速検出システム
    食品中の微生物を迅速に検出するシステム
    [食品安全・HACCP 分野]

  • 自動不良解析システム(IRTracer100+AIM-9000)
    食品の香気成分を分析する装置
    [食品安全・HACCP 分野]

  • 卓上型電子顕微鏡システム(TM4000plus2)
    異物の構造解析に使用される
    [食品安全・HACCP 分野]

【文科省採択】南九大の高度人材育成事業

南九州大学健康栄養学部と宮崎産業経営大学が共同で提案した「産業界や地域社会と連携するデータ駆動型スマートファクトリーDX人材育成」プロジェクトが、文部科学省の「デジタルと専門分野の融合による産業DX推進事業」に採択されました(令和4年3月11日付)。

宮崎県は「みやざきDXプラン」に基づき、データ駆動型の6次化農業の実現を目指しています。これを達成するためには、Society5.0時代のデジタルリテラシーを持つ人材の育成が不可欠です。このプロジェクトでは、南九州大学と宮崎産業経営大学がそれぞれの強みを活かし、既存の実験・実習・演習科目を課題解決型学習(PBL)に基づいて再構築します。

さらに、最新のDX機器を整備し、AIを活用したマーケット分析や先端デジタル機器による食品成分モニタリング技術、HACCPマネジメントに役立つ迅速な微生物危害分析などを学べるようにします。このカリキュラムは、南九州大学健康栄養学部食品開発科学科と宮崎産業経営大学経営学部が共同で開発しました。

教育の場として、宮崎県の産官学が連携して「6次化スマートファクトリーDXプラットフォーム」(仮称)を形成し、農業の6次産業化(生産・加工・流通)の各分野で求められるDX人材の育成を目指します。

食品開発科学科の施設

加工する、調理する、培養する、分析する...。食品開発を行うために、必要な設備がここにあります。

食品を作るために、そしてその食品が安全で安心できるものであるかを検証するためにも、様々な装置機材が必要です。そのために、食品開発科学科では、食品加工学実習室と2つの実験室に最新の設備機材を導入して、各種実習・実験を行っています。なお、実験はグループ単位で互いに役割を分担して行っています。

食品加工学実習室

様々な食品、例えばめん類や、豆乳や豆腐など大豆の加工品、かまぼこなどの練り物など日常生活にある多彩な食品の加工や品質評価などを実習します。

実験室1

ここでは食品学実験の授業で食品に含まれる成分を分析・評価する場合などに使用します。

実験室2

食品衛生学実験などの授業で使う教室です。ここで微生物検査の基礎的な操作を学び実際に細菌や寄生虫の検出や培養を行います。