お知らせ
令和4年度卒業式・修了式を挙行しました
2023年3月14日(火)、宮崎観光ホテル 東館 3階「光耀」にて南九州大学・短期大学・大学院合同の令和4年度卒業式および修了式が執り行われました。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、本式典の出席者は卒業生本人のみに限定し、同時に保護者の方々へ向けてライブ動画の配信を行いました。
今年度は学部生226名、大学院生3名、短期大学生70名、合計で299名が、それぞれ新たなステージへの一歩を踏み出します。
式典では、学位記授与に続き、中瀬昌之学長より卒業生へ式辞が述べられました。
学長式辞
<抜粋>
皆さんはこれまでの歴代の大学生が経験したことのない困難な状況を十代の終わりから二十代始めの年齢で経験することになりました。そのような状況の中でもみなさんが工夫をしながら勇気を持って対応してこられたことに心から敬意を表します。意図せず受けざるを得なかった困難な状況の中でみなさんが身に付けた対応力や突破力は、今後の人生において必ず役立つはずです。本日、皆さんが授与された学位は、皆さんがそれぞれの専門分野に関する知識や技術を習得したことの証しです。南九州大学・南九州短期大学は創立後55年以上が経過し、卒業生は合わせて一万六千名を超えており、みなさんの先輩たちが様々な分野で活躍しています。このたび本学を卒業し社会人としての一歩を踏み出す卒業生のみなさんもこの先輩たちに続いて大いに活躍するものと期待しています。そして、後輩たちもみなさんに続いて学業に励み、あとに続いて行くことでしょう。
続いて、都城市の吉永副市長による来賓祝辞、来賓紹介、大学・短大でそれぞれ功績のあった卒業生の学園表彰、特別表彰が行われました。 その後、大学、大学院、短期大学の総代よりそれぞれ答辞が述べられ、令和4年度の卒業式が終了しました。
答辞 ー 大学 ー
人間発達学部 子ども教育学科 卒業生総代 奥 友伽さん
<抜粋>
私は、教師になりたいという夢をもちこの大学に入学しました。大学の講義は面白い内容ばかりでしたが、特に、障害や困り感のある子どもに寄り添う特別支援教育について関心をもつようになりました。講義の中で特別支援教育は限られた場のみで行うのではなく、通常の学級でも特別支援教育を行うということを学び、この教育は自分が思っていた以上に身近にある教育だということを知りました。実際に、小学校の教育実習において通常の学級の中に困り感のある児童が在籍している現状を目にし、そこから、子どもの教育を一層幅広く行える小学校教諭になりたいと強く願うようになりました。そして、この夢や思いを議論したり語らったりした中で、友人というかけがえのない存在と出会いました。何でもないことでお腹を抱えて笑い、悲しいこと辛いがあれば自分事のように心配してくれる友の存在は、いつも私の中で安心感を与えてくれました。友人との思い出の数々は、これからも忘れることのない最高の思い出です。
答辞 ー 大学院 ー
園芸学・食品科学研究科
園芸学専攻 修了生総代 村田 真輝さん
<抜粋>
夏から秋にかけては連日のように、研究材料となる昆虫を採集するため南九州の大地のもとへでかけ、研究室に戻ってからは観察や記録を行い、それが終われば次の実験の準備をするなど、ほとんど毎日途切れることなく研究作業が続きました。しかし、努力して最終や実験をしたのに比例してデータが増えていくのは、忙しくもやりがいのある時間でした。そして、研究室の先生をはじめフィールド教育センターの技能職員の方々ならびに研究室の仲間の支えがあり、最後までやり遂げることができた達成感や充実感は他の何事にも代えがたい経験となりました。
答辞 ー 短期大学 ー
国際教養学科 卒業生総代 稲尾 優美香さん
<抜粋>
思い起こせば二年前、新型コロナウイルス第四波への警戒感が高まっていた中でスタートした短大生活。期待と不安が織り交ざりながらも確実に前に進み始めました。短大生活では、高校までとの生活とは異なり、履修科目の選択や、就職活動をはじめ、多くの場面において能動的に考え、決断し、行動することが求められました。戸惑うことも多々ありましたが、自らの行動に責任を持つことや自らの人生について真剣に向き合い、自分自身を理解するという大きな成長に繋がりました。
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