地方から未来を創造する
ジツガク、
No.1へ。
もし生まれ変わっても、また南九州大学で学生生活を送りたい!
都市環境整備株式会社に内定
蛯原有希乃さん
環境園芸学科
宮崎県立宮崎農業高等学校出身
まわりの方々から、100%の信頼を得られる、分析のプロフェッショナルを目指します。
卒業論文では、黒く見える花の色素について調べています。私たちが黒だと認識している花の色素は、実は黒ではなく、赤や紫などが濃く集まって黒く見えています。それ以外にも他の色素との共存など、黒く見える理由はありますが、私は友人と協力して、どのくらいの量の色素が集まると黒に見えるのか、ヤブツバキとクロツバキを比較して調べています。研究をしていくなかで原理を理解できるようになり、また、どうしたら研究を発展させられるのかとても考えるようになり、自主性や計画性など多くのことが身に付きました。自分が思うような結果が得られたとき、実験が上手くいったときなどは、全ての苦労が報われるようで本当に嬉しいです!もう一度人生をやり直せるとしても、南九州大学に進学したいと思うくらい日々は充実していますし、良い友人や先生に出会うことができました。
卒業後は、環境計量証明事業に携わります。主に大気や水質、騒音や土壌などの環境測定を行い、みなさんが安全で安心した暮らしができるように分析業務を通して、公正で正確な結果を保証します。人々の当たり前な生活を支え守っていく業務に大きなやりがいを感じ、一生の仕事にしたいと思っています。「この人に任せていたら100%信頼できる」といわれるような分析のプロフェッショナルになりたいです。
[2021年度卒業生]
My Story
1.2年次
野菜を育てて生育調査
カブやホウレン草などを育て、生育調査などを実施。自分たちで育てた野菜は格別においしかった。
3年次
植物色素の分析などを学ぶ
アントシアニン色素を含む材料から色素を抽出して分析。初めて抽出を目にしたときは感動しました。
4年次
植物公園の意義・役割を学ぶ
絶滅危惧種をどうしたら後世に残せるかなど。ここで得たものは、将来必ず活かされると思います。