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食品開発科学科

ゲンセン霧島ブランド審査委員として吉本教授が出席

 さる2020年12月15日、16日、霧島市役所(鹿児島県霧島市)でおこなわれた「霧島ガストロノミー:ゲンセン霧島ブランド2020年度審査会」に食品開発科学科の吉本博明教授が審査委員として招聘され審査をおこないました。
 ゲンセン霧島ブランドは、鹿児島県霧島市の食にまつわる産品や食育などの活動に対して最高位を星七つとしてランク付けし、広く内外に情報発信する地域ブランド認証制度です。運営は霧島市商工会議所、霧島市商工会、霧島市特産品協会、霧島市観光協会などの産学官が連携した「霧島ガストロノミー推進協議会」がおこなっています。吉本教授は、昨年度まで同協議会の副会長を務めており、今年度は審査委員として参加されました。
 本認証制度を受けた産品や活動は、協議会のさまざまなサポートを受けて販路拡大やさらに上を目指す動機づけにつながっており、2017年度に5つ星をうけた「ひより保育園の食育活動」は、その後、協議会が立ち上げたクラウドファンディングから得た資金を元に食育の書籍を出版し、グルマン世界料理本大賞2019、キッズデザイン賞2020経済産業大臣賞、グッドデザイン賞2020経済大臣賞などをめざましい活躍をしています。
 また、ここで認定された商品は、霧島市のふるさと納税返礼品や協議会がおこなう海外展開などで紹介され、農林水産大臣賞を受賞したヘンタ製茶の有機抹茶は、遠くフランスやドバイにも輸出されているそうです。
 吉本教授は「地方創成の時代にあって、地域の大学が地域の食をさまざまな形でサポートすることが求められています。食品開発科学科では、開発のみならず多面的な活動を通して地域の食に貢献していきます」と感想を述べられています。

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