トピックス

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

子ども教育学科 地域貢献

“ハードな”イモ掘り体験【環境教育センター】

11月6日(金):環境教育センター主催 “ハードな” イモ掘りを連携園の子ども達が楽しみました

子ども教育学科では、地域の幼稚園や小学校と連携関係を結び、お互いの学びを深めています。
今日は連携園のひとつ、天竜祝吉幼稚園の年長さん達が、大学でイモ掘りを楽しみました。

今年のテーマは「子どもの社会性を育むイモ掘りとは?」
学生たちは、事前に入念な打ち合わせをして子ども達を迎えます。

今年は感染症対策として前半・後半の二つのグループにわかれます。
前半チームはさっそくサツマイモ畑へ。

残りのグループは…ドングリ拾い。
自分の気に入ったドングリをトコトン探します。

さて、イモチームは…
うっそうとしたツルに足を取られないよう配置についた後、
ツルの繁みをかき分けお目当てのイモを探すと……「あったぁ!」

でも、土にしっかりと根を張ったサツマイモは簡単には抜けません。
5人がかりで引っ張って、ようやく全貌が見えてきました。

大格闘のすえ掘りあげたのは巨大なコガネセンガン!
あちらでも、こちらでも。子ども達はみんなでイモに立ち向かいます。

こちらでは園の先生と一緒に……..大物を掘り起こし…..スッテンコロリン。
ベテランの先生に関わり方で、子ども達は楽しみながらも、本気になりますね。

巨大なベニホマレを淡々と運ぶ仕事人。
ツルの付いたサツマイモは運ぶのにも3人がかりです。

掘りあげたイモを満載したコンテナは、みんなで協力して運びます。
今回のサツマイモは、フィールドセンターとのコラボ授業「食と農業」で
前期に子ども教育学科の学生たちが植えたものです。

子ども達がいろいろなイモを掘ることができるようにと、
考えて、一つの畝に3種類のイモを植えました。

栽培の作業効率から考えると “有り得ない” イモ掘りですが、
効率が悪いからこそ、学ぶ要素が増えるような気もします。

今回のイモ掘りを通して学生たちは、幼児が持つ、
高度な社会性を強く感じることができたようです。

子ども達も、今日の “ハードな” イモ掘りで、
朝までぐっすり眠れたことでしょう。