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食品開発科学科

県内農業高校食品加工部会にて長田准教授がHACCP研修を実施

 10月29日(木)に本学宮崎キャンパスにおいて宮崎県高校農業教育研究会食品加工部会の研修が実施されました。当日は宮崎県内の農業高校から13名の先生が来学され、本学食品開発科学科食品安全学研究室の長田隆准教授によるHACCPに関する研修が行われました。

 「HACCP(ハサップ)(Hazard Analysis and Critical Control Point)」は食品製造時の国際的な衛生管理基準であり、平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部により、令和3年6月1日から原則として小規模な営業(個人経営の飲食店や喫茶店など)を含めたすべての食品等事業者へ「HACCP」に沿った衛生管理に取り組むことが制度化されており、中小規模の企業や個人経営の飲食店の導入は社会的な課題となっております。

 長田准教授は、約30年間の食品会社での勤務経験をもつ実務家教員として、公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会が主催する品質管理主任技術者資格認定講習会の「現場の品質管理」を担当されており、また研究室の学生とともに県内企業のHACCP導入支援も行っております。当日の研修においても品質管理についてHACCPを中心に制度概要や導入事例など講演されました。