環境園芸学科 地域貢献
農業女子プロジェクト「Farm to Table」活動
南九州大学環境園芸学部では、農業女子プロジェクト「Farm to Table」=農林水産省が行っている『未来の農業女子育成「チーム“はぐくみ”」』に参画しています。
種から農作物をつくって販売、食卓にのぼるまでを、宮崎の農業女子の方々と一緒に行います。
6月はミーティングを行い「カラフルで美味しい野菜」をテーマにすることにして、播種する野菜を選び出しました。そして7月~8月は農家さんのハウスにて播種を行いました。
今後は定植、管理、収穫、そしてメニューや販売会でのディスプレイなどを考えて行きます。
宮崎県は農業が盛んです。地元の農業従事者の方々と接することで、授業で学んだ園芸、育種の知識などを実践と照らし合わせて学ぶことができます。本プロジェクトの目的は学生に地元での体験を経ることによって、就農、あるいは農業に関わる仕事、農作物や農家のこと、そして宮崎県の農業の促進、地産地消など、幅広く関心を持たせることです。また、若い学生の活動、意見やアイデアが生まれることで、地元の農家の方々のこれからの農業施策の一助となることを目指します。さらに、全国各地で実施している農業女子プロジェクトの方々との交流や取り組みに参画して学び刺激を受け、常に新しい視点を持ち続けることができると考えます。また、本学部では、多くの女子学生が農業高校の教員を目指して、教職課程で農業教育を学んでします。将来、農業の担い手を指導する立場となる女子学生とって、このプロジェクトでの体験は、貴重な経験となると考えます。
2022年6月ミーティング どんな野菜をつくろうかと思案中
2022年7月
キャンパス付属フィールド教育センターにてディスプレイに使用するジュエリーコーンを定植
2022年8月カラフル野菜の播種
2022年8月農家さんのレタスの定植のお手伝い