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環境園芸学科 国際交流(国際貢献)

「チャレンジ農園」始動

令和2年6月13日(土)に、ベトナム人留学生達による「チャレンジ農園」(畑作部門)がスタートしました。

本企画は、環境園芸学科のある都城キャンパスに程近い、有限会社新福青果様のご厚意で、コロナ禍でアルバイト収入が減った学生のために、7aの畑を無償提供していただいたものです。
学生達が手際よく、堆肥・肥料撒き、畦立て、トマト・ピーマンの苗の定植、支柱立て・誘引及び、トウガラシ・南瓜・枝豆・小松菜・空芯菜等の播種を行いました。

また、翌日の14日(日)は、稲作部門がスタートし、田植え機による「田植え」体験を行いました。
本企画は、南九州学園の江夏由宇子理事のご厚意で、稲作体験の「田んぼ」をご提供いただきました。
管理委託農家の松山様のご指導の下、田植え機の運転・操縦を体験させていただきました。最初は、真っ直ぐに植えることが出来ず苦戦しておりましたが、次第に慣れて、ある程度、真っ直ぐに植えられるまでに上達しました。松山様、根気強いご指導、ありがとうございました。 今後は、必要な中間管理と、収穫等の作業を随時、体験させていただき、収穫されたお米の一部(1俵)を留学生達に無償提供いただける予定です。
留学生達は、「ベトナムの農家は、農業機械を買うことが出来ず、全て手作業のため、重労働ですが、日本の農機があれば、ベトナムの農業も楽になり、農業を目指す若者も増えてくると思う」「いつか、日本の農機を輸入して、地域の農業の発展に貢献したい」と語ってくれました。

最後になりましたが、有限会社新福青果(新福朗社長様、栗原マネージャー様、社員の皆様)、松山様、江夏様をはじめ、ご協力いただきました皆様に、深く御礼申し上げます。

畑作部門

稲作部門


8月10日『中間管理:畦道の 草刈り作業』