環境園芸学科 地域貢献
フェニックス・シーガイア・リゾートに花のディスプレイを制作しました。【庭園デザイン学研究室】
国土交通省が地域の活性化と庭園文化の普及を目的に創設した「ガーデンツーリズム」に「宮崎花旅365」が登録されました(令和元年5月)。シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(ホテル)の「THE LIVING GARDEN(ザ・リビングガーデン)」もそのひとつです。そこに、庭園デザイン学研究室の学生が花のディスプレイを設計・施工しました。
この春は”FLOWER LIVING ~春のガーデンパーティー~”をテーマに展開されているなかで、当研究室では「Flower Corridor ~花回廊~」というコンセプト。リゾートでの春のパーティー、その会場へと続く回廊をイメージし、壁面に掛けた花のリースで煌びやかさを表現、またプールで揺らぐ花のリースで華やかさを演出しています。
今年のプロジェクトは昨年に引き続き2回目ですが、改めて先様から目的、ご要望を窺い、現地測量・調査、企画し、コンセプト6案をプレゼンさせていただき、その中からホテルの方に選んでいただきご採用いただいたものです。予算管理、工程管理、施工管理、品質管理と、学生はとてもたくさんのことが学ぶことができました。昨年度とは雰囲気を変え、また反省点を活かしながら学生らしい伸びやかなプランとなりました。また昨年使用した宮崎の花「ラナンキュラス ラックス」(球根)も1年間管理して今年も開花へと導いています。尚、本プロジェクトは、フェニックスリゾート株式会社様からの受託研究で「花と緑を用いた商業施設装飾に関する研究」として行ったものです。
(企画・設計・施工:庭園デザイン学研究室4年生7名3年生6名、 指導:牧田直子講師)
この展示はシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート宿泊者専用となり一般には公開されていませんが、ホームページで紹介されています。
▼シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートでのプレゼン:2019年9月30日
▼企画案と施工後
▼フィールドセンター(キャンパス内)で仮組やリースの試作および施工準備:2019年11月~2月
▼現地施工:2020年2月18日