子ども教育学科 地域貢献
南九探究クラブ「科学実験教室 わくわくカラーワールド」を開催
南九探究クラブ「科学実験教室 わくわくカラーワールド」が都城キャンパスで開催されました。本教室は、都北の理科教育を考える会(会長・木野田姫城中学校長)のご後援の下、子ども教育学科・理科教育研究室と学部附属・環境教育センターが主催して実施しました。
午前の部(第一話)では、説明を聞いた子どもたちは、大学構内を探検しながら、自分の好きな色をした、花や実、木の実、葉っぱを集めます。
集めたものは図鑑を使って名前を探します。わからないときにはオリジナルの名前を付けていきます。この花は「おれんじ君」。名前が付いたら・・・
集めたものの中から自分の好きな二つを選んで色水を作ります。
できた色水をいろんな液体に混ぜてみます。すると・・・・あっ、色が変わったぁ!
そこに、ナゾのバーテンダーがあらわれます。
青いカクテルをシェイク。すると・・・・瞬く間にピンク色のカクテルに変身しました。
その様子を、子どもたちは食い入るように見ています。
午後の部(第二話)では、色水をいろんな液体に混ぜて、色の変化を調べます。
重曹、サイダー、酢・・・・
どこのお家にもありそうなものの中から、それぞれの児童が好きなものを選んで実験します。
スポイト片手に色水を加える姿は、さながら小さな博士たちです。
赤くなったり、緑になったり、大喜び。なかには、きれいな抹茶色を創り出す子も。
最後は「焼きそば研究会」のお兄さんのパフォーマンス「ミラクル焼きそば」。 良い匂いと軽妙なトーク、そして色の変化に、子どもたちも引きつけられます。
学生たちが練り上げて創りあげた今回のプログラム。
終始、笑顔の絶えない、たのしい科学実験教室となりました。
参加した保護者からも、「実験教室と聞いて子どもが少し緊張していたが、ゆる~い感じが心地よかった」という感想をいただきました。この、ゆる~い時間の中で、子どもたちは、ものすごく集中して実験に取り組んでいました。
本プログラムで学生たちが目指したのは、子どもたちの、この「没頭状態」を創り出すことでした。なぜなら、それが「探究」には不可欠だからです。
子どもたちの様子をみると、今回の作戦は大成功!
次回は、さらにブラッシュアップされた科学実験教室となることでしょう。
どうぞご期待ください。