小林市内に地元の花の用いたディスプレイを制作しました。【庭園デザイン学研究室】

西諸県地区は鉢苗物の生産が盛んです。地区で生産された花苗をPRしたいということで、ディスプレイ作品を製作しました。（2019年11月12日現地設置）
このプロジェクトは西諸県郡花き振興会から、昨年より依頼を受けて行っています。宮崎県農政水産部西諸県農林振興局農畜産課の担当者様から「様々な方々が見る店舗から、花のある生活を提案、発信したい」というご要望のもと、現地照査、企画、プレゼン、施工、設置まで学生主体で行ったものです。花を提供した生産者さんにとって、今日の厳しい市場状況下においても、花の美しさが生きる個性あふれる作品は、営農意欲や情熱を支えるものになり、市や生産者にとって大きな刺激となっているようです。各店舗、年内は展示している予定です。

①生駒高原葡萄酒工房（ワイナリー）：宮崎県小林市南西方８５６５−７

お店の方から、大人っぽくシックな感じが良いとのご要望があり、落ち着いた感じであり、木材を使用したクリスマスツリーと併せて西諸県の農家さんの花を使用して寄せ植えしました。

お店で製造販売しているワインのぶどうの蔓やボトルもディスプレイに入れました。

生産者さんから提供されたお花を色分けし、オリジナルプランターに配置しました。

②サボリバー（カフェ＆雑貨店）：宮崎県小林市本町３２-７

若者に人気の個性あふれるカフェにあわせ、人が集まる駅をイメージして制作しました。小さな汽車や線路をイメージしたプランター制作し、西諸県の農家さんの花々を植栽しました。

駅舎をイメージしたオリジナルプランターに、生産者さんから納品された色とりどり、様々な花をバランスよく配置しました。

日没近くまで、製作したオリジナルプランターにたくさんの花を植えました。