管理栄養学科 地域貢献
公開講座「スポーツ食育・スポーツ栄養からのサポート」を開講
2回シリーズの第1回目は、2つの内容で、分かりやすい栄養素の基礎知識とSATシステムの体験ということでまずは、知識面からの講義を行いました。スポーツをする子供たちに役立つ栄養の基礎知識(栄養素の生理機能、過剰症、欠乏症など)について、基礎栄養学を専門としている川北久美子准教授からの講義でした。
続いて、後半は、公衆栄養学を専門とする長友多恵子准教授によるSATシステム(ICタグを内蔵した実物大フードモデル)を使って日頃の食事内容のチェックを行い、スポーツをする上で特に摂取を必要とする栄養素などについて体験型学習を行いました。
2回目は、本学教員が開発したカルシウム等の多い「木城ミルキーみそ」を使った中学2年生男子の朝食、昼食(弁当)、夕食の1日分の食事を作りました。実習から1日に(食べないといけない)摂取が必要な量や多くの食材、いろいろな調理形態からスポーツをする子供の栄養バランスを考えた調理実習を行いみんなで会食しました。
参加者は、病院の管理栄養士、学校の栄養教諭、部活をしている子どもの保護者等多数の参加をいただきました。参加者からは、「久々に栄養の講義を聞いてよかった。」「SATシステムで実際に体験することで取り過ぎの栄養素や不足している栄養が分かった。」また、調理実習については、「みそが本日の料理に合うとは思わなかったがとても美味しかった」などの声も聞かれました。
お忙しい中、そして猛暑の中、公開講座に参加していただきました方々に心より感謝申し上げます。こどもたちのスポーツと関わる皆様に少しでもお役に立てていただければと思っております。そして、宮崎県の子どもたちが元気でスポーツ分野で活躍してもらえることを期待しております。どうもありがとうございました。