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管理栄養学科 地域貢献

公開講座「やさしい実験による食と健康」を実施しました

10月1日(土)に、宮崎キャンパスにおいて、公開講座「やさしい実験による食と健康」を実施しました。

 本学管理栄養学科の出口佳奈絵 講師による講話では、 「食と健康」に関するクイズや実験を行いました。小・中・高生から大人の方まで幅広くご参加いただき、驚きの声や「食についてみんなで考えるきっかけになりました」などの感想がありました。参加された方々は、“食と健康”の大切さを深めました。

 原田助手(中央)と学生による「ビタミンCを測定する」体験ブースでは、食材の切り口に試験紙をつけて確かめました。

 堀田助手(右側)による「消化力を知る」では、食欲と消化吸収を促す観点から、醤油と味噌を用いた消化力アップに関する科学実験を行いました。ご飯やパンなどに多いでんぷん溶液にヨウ素溶液を入れると青紫色に反応します(ヨウ素でんぷん反応)。溶液の青紫色が白色に変化する消化作用は、大根おろしのみよりも醤油と味噌によって促進されました。

 小川助手(右側)による「抗酸化力を知る」では、健康づくりと生活習慣病予防の点から、病気の元凶である活性酸素と食材の抗酸化作用の関係を調べる実験を行いました。活性酸素溶液に食材を加えて反応させ、活性酸素の有無を簡易的に測る試験紙で測定しました。実験の合間では、食と健康に関する素朴な疑問にもお答えしました。

 参加者さんと学生(右側)による“まごころ食生活トーク”の様子です。