環境園芸学科 地域貢献 国際交流(国際貢献)
収穫の秋「チャレンジ農園」の稲刈りを行いました
令和2年から始まった「チャレンジ農園」の稲刈りも、今年で3回目となります。令和4年10月10日(月・祝)に、ベトナム人留学生を含む学生(17人)が稲刈り体験を行いました。6月12日の田植えから数えて、120日目の収穫です。
本企画は、南九州学園の江夏由宇子理事のご厚意で、コロナ禍でアルバイト収入 が減った留学生そして、日本の農業技術を学びたい留学生のために、稲作体験の「田んぼ」をご提供いただき、管理委託農家の松山様のご指導の下、シーズン毎に、各種農業機械の操作体験をさせていただくという趣旨で実施するものです。今年度からは、希望する日本人学生も参加しております。
松山様は、「乗って覚えよ」というご指導方法で、いきなりのコンバイン操縦でしたが、学生達は怯(ひる)むことなく、チャレンジしておりました。
留学生達は、「ベトナムで、この面積の稲刈りをする場合、家族総出で丸2日は かかり、天日干し・脱穀・籾摺りと、大変な時間と労力がかかるが、僅かな時間 で、刈り取り・脱穀・籾のトラック積み込み(自動)・乾燥(約10時間)・出荷 まで、一気に出来てしまう日本の技術は素晴らしい」「良い体験をさせていただき、感謝しています」と語ってくれました。
日本人学生からは、「実家が農家で、手際よく作業が出来て良かった」、「とても楽しく農業体験をさせてもらえた。また参加させてほしい」、「将来は父親の農業法人を継ぐことになるのでこのような体験は有難い。これからも実学体験の機会を増やしてもらいたい」などの声が聞かれました。
松山様には、長期間に及ぶご指導を賜り、誠にありがとうございました。 また、体験の機会と毎回のお昼ごはんのご提供をいただきました江夏様をはじめ、ご協力いただきました皆様に、深く御礼申し上げます。