管理栄養学科 地域貢献
「献血ルーム」依頼により学生が「貧血予防レシピ」を考案しました！
日本赤十字社血液センター九州ブロック宮崎の「献血ルーム・カリーノ」（橘通り出張所）から、開設10周年を迎えるにあたり、新しい取組みとして、栄養学を学んだ学生に造血効果のある「貧血予防レシピ」を考案してほしいとの依頼がありました。
背景には、せっかく献血のために同ルームを訪れても、血液中のヘモグロビン(hemoglobin)注の不足により、不採血となる献血者が総不採血者の半数を占めているという状況があるそうです。学生に取組んでもらうことにより、同じ若い世代にも貧血予防や献血により関心を持ってもらうことが狙いです。
本科4年生の加藤和美さん・木村友梨香さん・秀坂久美さん（小川研究室）、河埜ひかりさん・原口夏美さん・日高理香さん・一氏佳奈さん・福永彩夏さん（村上研究室）が取組むことになりました。早速、レシピ考案についてディスカッションと試作を重ね、村上先生（臨床栄養学研究室）の監修のもと、ふだん料理をしない人でも簡単にできるものや、男性向け・女性向けを意識したもの、季節感を出したものなど多彩なレシピが出来上がりました。出来上がった料理は美味しそうに見えるよう、また工夫したポイントがわかりやすいよう、撮影にも真剣に取り組みました。
「貧血予防レシピ」は、日頃から疲れやすい方や、美容・健康を気遣う方にもぜひ試していただきたいレシピです。
注：血液中に見られる赤血球の中に存在するタンパク質。酸素分子と結合する性質を持ち肺から全身へと酸素を運搬する役割を担う。
