管理栄養学科 地域貢献
「地産地消で健康フェア!!」~R4年度都城市・南九州大学連携強化事業
南九州大学は、都城市の各課等で抱える課題とその課題解決のため、大学との連携が期待できるものについて、「都城市・南九州大学連携強化事業」と位置づけ、昨年度から順次取り組んでいます。
都城市農政部農政課の課題「食育・地産地消の推進」については、①都城産の農畜産物を使用したレシピ開発、②都城市内のイベントで食育・地産地消ブースを設置 を連携条件として取り組んできました(担当 管理栄養学科 渡邉純子教授)。このたび、②について、以下のとおり開催しましたので報告します。また①についても管理栄養学科の4年生が都城市内の生産現場の視察や伝承料理研究グループとの交流を経て、課題解決に役立つ教材作成(郷土料理アレンジ&特産品活用メニュー集)に取り組みました。
当日は予想を上回る人出があり、健康増進ベースは常に列ができるほど盛況でした。「はかって知ろう!野菜の適量」コーナーでは、老若男女問わず150人を上回る参加があり、アンケートでも『とても楽しかった』『面白い企画』『実物だったのでわかりやすかった』『野菜をもっと食べようと思った』などの声が多数寄せられました。実物の野菜を手に取って1日に必要な野菜350g(成人の場合)を量ってみるという体験型の栄養教育を企画した学生も、『こんなに関心を持ってもらえてよかった。野菜を意識して食べてほしい』と喜んでいました。
当日の様子
「地産地消で健康フェア」
■日 時
令和4年11月5日㈯ 10:40~16:00
■会 場
都城市 中心市街地中核施設「Mallmall」
(まちなか広場、まちなか交流センター、まちなかキッチン、市立図書館)
■内 容
1.オープニングセレモニー(主催者挨拶)
南九州大学:中瀬学長・甲斐副学長・江夏理事
都城市:吉永事業副市長・井上図書館長・石川農政部長・川村健康部長
2.健康増進ブース
・「はかって知ろう!野菜の適量」(南九州大学 栄養教育研究室4年生)
・ベジチェック、食生活相談
・総合薬局(からだ年齢チェック)
地産地消ブース
・フラワーワークショップ(都城農業高校)
・地場産物の販売(JA都城、都城農業高校、スイミー都城)
・家庭菜園等の相談(JA都城)
・6次産業の商品等販売(道の駅)
郷土料理アレンジレシピ調理実習(フライドポテト風がね)
レシピ考案:南九州大学栄養教育研究室4年生
指導:都城市食生活改善推進員
食育ワークショップ(農林水産省・九州農政局主催)
講師:佐藤弘氏
食育落語:福々亭金太郎