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環境園芸学科 食品開発科学科 地域貢献

公開講座『ハーブを五感で学ぶ ハーブ活用レッスン』を開催しました

 令和4年度南九州大学「地域連携公開講座」の一環として、食品開発科学科と環境園芸学科のコラボレーションによる、ハーブをテーマにした『ハーブを五感で学ぶ ハーブ活用レッスン』を以下の通り開催いたしました。

  • 日時:令和4年11月26日(土)14:00~16:00
  • 会場:宮崎キャンパス
  • 参加者:地域の方19名

座学1 ハーブの香り成分について
食品開発科学科 矢野原 泰士 准教授

 ハーブの香りには、揮発性、水溶性など、それぞれに機能成分があります。どんな種類があるのか、どんな成分があるのか、私たちはどのように感じているのかなど、科学的な内容をわかりやすくお話しいただきました。また、南九州大学の学部間連携として実施している農園(ハーブ園)についてもご紹介いただきました。

座学2 ハーブの歴史と効果について
環境園芸学科 牧田 直子 講師

 ハーブの歴史は古く、医学が発達していない時代から薬の代わりに使用されていました。また、ハーブにはいろいろな成分が含まれていますが、それらは植物が生きていくために必要な成分であり、人間がその恩恵に預かっているというお話しから、ハーブソルトのつくり方など活用方法についてもご紹介いただきました。

実習 ハーブ園の剪定とスワッグづくり

参加者の皆さんは、剪定ばさみをもって、ハーブ園に行き、スワッグとして束ねたいハーブをご自身でカットしました。教室に持ち帰り、用意した切り花と共に思い思いのスワッグをつくられました。教室中にハーブの香りで、とても心地よい空間・時間となりました。

参加者の皆様のご感想より
「ハーブにあまり関心がなかったのですが、ハーブの楽しみ方を教えてもらい良かったです」
「ハーブの知識は全くなかったのですが、これを機にいろいろ育てて使っていきたいと思います」
「ハーブが更に身近に感じられ生活に生かしていきたいです」
「実際の農園から採る楽しみがとても良かったです。講義もとても勉強になりました」
「ハーブについて詳しく説明を受けとても興味を持ちました」
「ハーブの香りに包まれ幸せな気持ちになりました」
「毎日の忙しい中、ハーブの香りに包まれ楽しい講座に参加できて良かったです」
「ハーブの収穫はとても楽しく、成果と組み合わせる花束つくりも大変楽しかったです」

 今回の講座のお手伝いは、ハーブ愛好会の1年生でした。
 とても好評のようでしたので、また企画したいと思います。