環境園芸学科 地域貢献
公開講座「花や緑のある暮らし、本格レッスン」を開催しました。
令和4年度南九州大学「地域連携公開講座」を以下の通り開催いたしました。
【公開講座】花や緑のある暮らし、本格レッスン
~身近な植物を使ってクリスマスツリーとしめ飾りをつくろう~
日時:令和4年12月10日(土)【午前の部】9:30~12:00 【午後の部】14:00~16:30
会場:都城キャンパスフィールド教育センター
参加者:地域の方各回20名
座学 庭園の歴史やデザインの話
環境園芸学科 牧田 直子 講師
皆さんがご存じの西洋庭園や日本庭園、実は時代や地域によって特徴があります。
今回は写真を提示しながらお庭の特徴、そしてどうしてそのようなデザインになったのか時代背景などを解説しました。
みなさん、大学で学ぶ学生の体験をして、とても楽しく受講されていました。
実習 剪定枝を使ったクリスマスツリー、しめ飾りづくり
環境園芸学科 牧田 直子 講師
環境園芸学科附属フィールド教育センター 技術職員 寺尾 美里都城キャンパスフィールド教育センターにはたくさんの樹木や植物があります。
その剪定枝を利用してミニクリスマスツリーをつくりました。
様々な枝葉を組み合わせながら、各々が自由に作っていきました。しめ飾りは、これも冬場にカットするレモングラスを束ねて作りました。
皆さんがレモングラスを手にすると、教室中がとても良い香りに包まれます。
お庭の樹木や植物も、無駄なく利用して楽しむことができること、植物を触っているだけで何か癒される、そのような体験をしていただきました。
庭園の歴史やデザインについての座学を受けました。
たくさんの植物をオアシスに差し込んでいきます
松ぼっくりやリンゴの飾りもつけました
毛糸とリボンで可愛らしく仕上げています。
枝についている木の実をそのまま生かして
いろいろな葉、色や形を変えて
レモングラスを束ねるととても良い香りです。
参加者の皆様のご感想より
「やったことのない楽しみ方を勉強しながら楽しくできました」
「植物に癒されました」
「植物を使って季節を楽しむことができました」
「楽しくつくることができ、庭園についても知ることができて良かったです」
「自然の植物で楽しくつくることができ感動しています」
「いろんな庭づくりがあるのに感心しました」
今回の講座のお手伝いは、造園学分野の2年生でした。
終了後に余った材料で自分たちも作りました。
とても好評でした。また、普段では入ることができないフィールド教育センターの様子、ガーデンの植物などをご覧いただき、お話しも弾みました。参加者の皆様の植物愛が止まらない感じでした。たくさんご要望をいただいたので、また企画したいと思います。