子ども教育学科 地域貢献
「子どもと自然」に霧島酒造よりゲストティーチャーをお迎えしました
1/26の子ども教育学科1年生の必修科目「子どもと自然」では、
霧島酒造株式会社企画室の章性民さんをゲストティーチャーとしてお迎えしました。
今回は、「〜さつまいもを、エネルギーに。〜 持続可能な焼酎作りへ」というテーマで、
1916年創業の霧島酒造がSDGsの実現のために取り組むサツマイモ発電、バイオガス利用、水源保全のための森林保全活動など、様々な取り組みをご紹介いただきました。
また、焼酎づくりだけでなく、女性職員の活躍促進のための企業主導型保育所の設置や、しょうがい者雇用の子会社設立など、社会的な取り組みについても紹介いただき、子ども教育学科の学生も関心をもって聴講していました。
SDGsは、普段から耳にする言葉ですが、漠然としたイメージにもなりかねません。
霧島酒造のSDGsは、企業理念を具現化する「KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE」と、そこに至るアプローチを「気候変動対策」と「自然環境保全」の2軸に整理した行動計画「霧島環境アクション2030」。この2軸に沿って、発電やバイオガス、植林などの具体的な取り組みが位置づけされることで、とてもわかりやすいイメージとなっていました。
また、SDGsだから・・・ではなく、日々、様々な課題の解決に取り組んできたことが、現在の流行り言葉で表現すればSDGsのための取り組みとなっていることも良く理解できました。
このような霧島酒造の理念や考え方、先進的な実践を知ることで、学生たちはSDGsとSDGsへのアプローチについて、具体的なイメージを持つことができました。地域の企業である霧島酒造の取り組みを小学校の授業で扱うと、理科だけでなく地理や歴史、算数や国語など、いろいろな教科と関連づけて教えることができる、素敵な教材になることに気づいた学生もいたようです。