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環境園芸学科

JGAP指導員に学生が合格

 環境園芸学科の4年生4名と2年生1名がJGAP指導員(一社)日本GAP協会)に合格しました。GAPとはGood Agricultural Practices(農業生産工程管理)で、農産物の安全を確保し、持続性の高い農業生産を実現するための取り組みです。GAPにはGLOBAL GAP、ASIA GAP、JGAPと3種類あり、農場の生産プロセスが適切に管理がされていることを第三者機関が認証するものです。農産物の輸出や販売において、近年、取得する農場が増えています。

 JGAP指導員は、JGAPを導入しようとする農場に対して、指導や相談に乗ることができます。農薬の適正使用など‘食品安全’に加え、適切な施肥や廃棄物処理などの‘環境保全’、更には‘労働安全’、‘人権保護’、‘農場経営’について実践的かつ適正な農業規範を修得したプロフェッショナルな資格です。

 環境保全園芸学研究室(指導:山口健一教授)では、毎年2~3名の専攻生が指導員資格を取得し、卒業後は農業高校教員や経済連・JAなど専門職業人として実社会で活躍しています。今年合格した3人も、農業のグローバル化を見据え、上位資格のASIA GAPにもチャレンジする予定です。果樹園芸学研究室(指導:前田隆昭教授)の専攻生と2年生の学生は、今後、JGAP指導員として活動しながら、将来的にはGAPの審査員としても活躍していきたいという夢を持っています。

 環境園芸学科では、必修科目である環境園芸実験実習Ⅰ・Ⅱの中で、他大学の専門家や実務家からGAPについて深く学ぶ機会を提供しています。

 

田場 尚幸さん
(沖縄県立北部農林高校 出身)

荒蒔 妃彩さん
(福岡県立福岡農業高校 出身)

黒岩 大輔さん(高知県立梼原高等学校 出身)
阿部 就斗さん(高知県立幡多農業高等学校 出身)
今城 塁さん(高知県立幡多農業高等学校 出身)