管理栄養学科 食品開発科学科 地域貢献
第15回 中央西「健康ふくしまつり」に参加しました
12月3日(日)に、宮崎西地区交流センターで開催された、中央西まちづくり推進委員会主催の「健康ふくしまつり」に、管理栄養学科の学生と教員が参加し、「食と健康コーナー」を担当しました。
今年は、おやつやジュースに含まれる砂糖を角砂糖換算で何個含まれているかを当てるクイズを行いました。参加した方々は、普段口にしているおやつやジュースにどれだけ砂糖が含まれているかを知り、驚いていました。クイズの正解者及び参加者(約90人)には、キャンパスグッズをプレゼントして喜んでいただきました。
また、高齢者の方には、「口を閉じる力」「押しつぶす力」「誤嚥(ごえん)を防ぐ」「食塊を作る」などの「筋肉体操」や「唾液腺マッサージ」の体験をしていただきました。子どもたちも参加し、輪投げゲームで風船をプレゼントしました。
これらを通して、「食」が「健康」といかに深い関係にあるかを理解していただくことができました。
また、併催の「わんぱく広場」では、食品開発科学科の学生が以下のイベントを実施し、子どもたちが目を輝かせながら体験しておりました。
食品開発科学科イベント
- 10円玉をピカピカにしよう(レモンやお酢をかけて綿棒でこすると酸化銅が酢酸で溶かされてきれいになる)
- 野菜スタンプで絵を描こう(野菜の断面はいろんな形をしていることに気づき、野菜に興味をもってもらう)
- ブラックライトで手の汚れを見てみよう(石鹸で手を洗う前と後で汚れの量の違いを確認し、正しい手の洗い方を指導)
- ハーブティーの色を変えてみよう(青色のハーブティーにレモンを加えるとピンク色に変化し、重曹を加えると青色が濃くなる:ハーブティーの成分「アントシアニン」が酸性やアルカリ性に反応して変色する)
- みかんの皮で風船を割ってみよう(みかんの皮に含まれるリモネンがゴムを溶かすことで風船が割れる現象を体験し、クイズに答えてみかんについて学ぼう)
- 炭酸水を作ってみよう(クエン酸(弱酸)が重曹(強酸)によって分解され炭酸ガス(二酸化炭素)が発生する)
なお、管理栄養学科では「管理栄養士」の資格のほかに「栄養教諭一種免許状」も取得でき、食品開発科学科では「高等学校教諭一種免許状(理科・農業)」「中学校教諭一種免許状(理科)」を取得することができます。教員免許取得を目指す学生たちにとって、子どもと触れ合う貴重な経験の場となりました。
各学科の取得可能な資格はこちらからご確認ください。