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子ども教育学科 地域貢献

日本初 「青空ラボ」都城市と連携した不登校対策支援プログラム

 都城市との強力な協働により、南九州大学は令和6年4月から、都城キャンパスにおいて適応指導教室「青空ラボ」を新設いたします。この特別なラボは、「学校に通いづらい、通えない児童・生徒たち」の居場所となります。

都城市の会見の様子や「青空ラボ」の概要が、各種メディアにて取り上げられました。

「自分のままでいていい」と思えるような教室に “子どもたちの居場所づくり” 大学生が不登校児を支援

都城市定例記者会見(令和6年1月11日)

 

全国初の試み:「青空ラボ」は大学生の価値ある学びにも

令和5年11月からは、子ども教育学科の学生が積極的に参加し、「青空ラボ」に通う児童・生徒に対して、学習支援や体験活動を提供しています。この取り組みは、教育学を専攻する学生や「ピアヘルパー」資格を有する学生らから成る9名の不登校支援チームが展開し、三股町の適応指導教室でも同様の支援を提供しています。支援する学生にとっては、大学での学びを深めつつ、ソーシャルスキルを向上させるよい機会となっています。

なぜ「青空ラボ」?

「青空ラボ」の由来は、学生ボランティアの中心メンバーが命名したことによります。

  • 「青空」には、「一人一人がそれぞれに合った様々な場所で輝けるように」
  • 「ラボ」には「自分の興味・関心があることを、自分らしく学ぶ

という思いやメッセージが込められています。

(定例記者会見資料(令和 6 年 1 月 11 日)より一部抜粋)

「ピアヘルパー」資格

「ピアヘルパー」は、当大学で取得できる日本教育カウンセラー協会認定の資格です。「Peer」は「仲間」、「Helper」は「助ける人」を指し、この資格を持つ学生は、カウンセリングや関連する心理学の理論と方法について学び、教育・福祉・保育などの実際の場面で人とかかわるために必要な基本的な力を身につけています。

この資格を取得すること、資格取得のために学ぶことは、学生にとって未来の教育・福祉・保育分野で活躍するための大きな武器となります。

「青空ラボ」は、学びの新しいプラットフォームとして、大きな期待を寄せられています。
南九州大学の子ども教育学科は、この取り組みを通じて地域社会への貢献を強化するとともに、未来のリーダーたちを育て上げていきます。