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管理栄養学科 地域貢献

令和5年度「食と農をキビリ隊 in 木城町」

 南九州大学 管理栄養学科では、「食と農をキビリ隊」と題した取り組みの中で、学生が農作業や加工体験を通して「食」と「農」について学んでいます。
 令和5年度も包括的連携協定を結ぶ木城町にて、2回にわたりこの取り組みが行われました。

第1回「食と農をキビリ隊 in 木城町」の活動

 10月14日に行われた第1回の「食と農をキビリ隊 in 木城町」には、管理栄養学科の学生29名が参加しました。
 午前は、農産物販売所「菜っ葉や」を見学し、木城町の加工食品や農畜産物の販売、温泉施設といった木城町地域の現状を確認しました。昼食には木城町産のこんにゃくを活用した特産物である養生麺を食し、その特徴を学びました。
 午後は、こんにゃく芋の収穫体験を行い、こんにゃく芋がどのように作付けされているか、どのように大きくなるのかなどを学びました。

第2回「食と農をキビリ隊 in 木城町」の活動

 1月20日に行われた第2回「食と農をキビリ隊 in 木城町」には、管理栄養学科の学生15名が参加しました。
 午前は、木城町保健センターにてこんにゃくの加工を体験しました。皮むきが終わったこんにゃく芋を大きなミキサーに掛けてすりつぶすところから行いました。副原料にゆずや青のり、一味唐辛子などを練り込み、工夫を凝らしたこんにゃくができあがりました。
 2年生は食品加工学実習という授業でこんにゃく粉から加工を行うことを体験しているため、芋からと粉からでは加工方法や出来具合が全く違うことを実感したようです。
 午後は第1回で収穫を行った圃場に行き、掘り上げたこんにゃく芋を貯蔵する様子などを見学しました。その後、実際に販売するための加工施設を見学し、学生は施設や機材など大変興味深く観察していました。