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管理栄養学科 食品開発科学科 地域貢献

宮崎農業高校との第15回高大連携開始式を実施

 4月23日(火)に、南九州大学と宮崎県立宮崎農業高等学校(以下、宮崎農業高校)との高大連携開始式が南九州大学宮崎キャンパスで行われました。両者は2010年度に連携を締結し、活動は本年度で15年目を迎えます。
 開始式には、同高校食品工学科3年生40人や教員のほか、南九州大学の教職員ら計60人あまりが出席しました。
 南九州大学の中瀬昌之学長は、現在、宮崎農業高校の卒業生計35人が在籍していることなどを紹介し、「高校の課題研究では大学の施設備を使ったり、必要に応じて大学教員がアドバイスをしたりすることもできる。本学を活用してほしい」とあいさつしました。

 続いて、宮崎農業高校の立元涼子教頭が、「これから課題研究という大きなプロジェクトに取り組んでいくが、南九州大学とつながることでさらに学びを深められる。生徒が学ぶことはたくさんあり、この活動を大いに利用してほしい」と期待感を示しました。

 この後、管理栄養学科の渡邉純子教授、食品開発科学科の矢野原泰士教授、国際教養学科の横堀仁志教授が、各学科の授業風景や研究内容について説明しました。

 

 生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。

 最後に、生徒を代表して戸髙結さん(18)が、「各研究内容について大学の先生方や先輩たちからいろいろなご意見、アドバイスいただきたい」とあいさつし、今後の取り組みに向けて気持ちを新たにしていました。

 この式典は、両教育機関間の継続的な協力と学生たちの未来への一歩を象徴するものであり、今後もこの連携が両校の学生にとって価値あるものとなることが期待されます。