「ポケットオルゴール」の活動に助成金をいただきました

南九州大学では、2020年10月から全国の障害者施設、特別支援学校、高齢者施設、子ども病院などに、学生たちと一緒に開発・製作した「ポケットオルゴール」を寄贈する活動を行っています。この活動は4年目を迎え、現在までに176の施設に1519個のオルゴールを贈ることができました。
昨年からは「都城にこにこクラブ」を立ち上げ、大学で行っている『中学生・高校生のためのボランティア講座』でもこの活動を取り入れ、研究室のゼミ生と地域の中高生がコラボレーションして取り組んでいます。

この活動は、新型コロナウイルスの影響で人との出会いが制限されている施設入所者やスタッフの方々に、オルゴールの音色で少しでも癒しを提供したいという思いから始まりました。その思いは今も変わらず、大学生や地域の中高生にものづくりの楽しさや、人を笑顔にすること、人に喜んでもらえることの素晴らしさを感じてもらうことを目指しています。それによって、自分自身の心も豊かになることを知ってほしいと願っています。

ヤマト福祉財団より助成をいただきました

活動を続けるには材料費や送料が必要です。自己資金では賄えず、これまでも多くの支援団体に支えられてなんとか続けてきました。今年度は、公益財団法人ヤマト福祉財団より35万円の助成をいただくことになりました。7月1日には、ヤマト運輸株式会社宮崎主管支店長の久龍猛志様、ヤマト運輸労働組合宮崎支部執行委員長の竹村吉広様、宮崎主管支店安全・コンプライアンス担当マネージャーの郡司武志様をお迎えし、研究室で贈呈式を行いました。

ニュースリリース（「都城にこにこクラブ」ヤマト福祉財団より助成金贈呈）

この助成金は、ヤマトの職員の方々が一生懸命働いて捻出してくださったものであり、大切に使わせていただきます。心から感謝しております。

このような活動を通じて、大学生や地域の中高生たちが地域社会に貢献し、共に成長していく姿を見ていただけることを願っています。今後も多くの方々のご支援をいただきながら、活動を続けていきたいと思います。