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子ども教育学科 地域貢献

南九探究クラブ「夏休み自由研究相談会2024」終了!


子どもたちの探究をサポートする南九探究クラブ「夏休み自由研究相談会2024」が、都城市と綾町の2会場で開催されました。

 この相談会は「探究問診」という対話を通して、子どもたちの探究力向上を目指すもので、人間発達学部附属環境教育センターと遠藤ゼミが主催して2019年から毎年実施しています。今年度の開催にご協力いただいた、都城まちづくり株式会社綾てるは図書館の皆様には心より感謝いたします。


7/27(土)の都城市会場は、都城まちづくり株式会社が主催する「サマーキッズフェスタ2024」のプログラムのひとつとして実施しました。当日は、テーマは決まったけれど方法が思いつかない児童や飛び入り参加の県外の児童の悩みに、子ども教育学科の学生が対話をしながら一緒に解決していきました。


8/3(土)は綾てるは図書館で開催し、それぞれの相談事を持って参加した4名の児童に学生たちが丁寧に対応し対話をしながら自由研究の作戦を一緒に考えました。アリやカメ、昆虫などの生き物や外国のスーパーカー等いろいろなテーマに興味をもつ小学生がインターネットに頼らなくても自分だけで実験・観察できる内容へと修正しながら、テーマから方法までの探究プロセスを完成させました。


この相談会は、子どもたちの探究力と、教員志望学生の探究的学習の指導力の育成・向上を目指すと同時に、保護者のみなさまには子どもの探究をサポートする見守り方を考えていただく機会としています。


都城と綾町のいずれの会場でも、探究の楽しさを発見した子どもたち、子どもの探究を邪魔せずに活性化させる関わり方を発見した教員志望の学生たち、そして、学生と対話をしている姿に子どもの成長を発見した保護者のみなさんの様子が、事後アンケートから読み取ることができました。

自由研究相談会は、それぞれの人がそれぞれの発見をする「探究の場」となったようです。

次回は、秋に実験教室「わくわくカラーワールド」を開催する計画です。
南九探究クラブは子どもの探究をサポートします。

メディア掲載されました

宮崎日日新聞に掲載されました(自由研究の進め方/遠藤晃教授)

今回の取り組みの意義について、宮崎日日新聞 2024年8月7日朝刊「それ実は〇〇です」で、遠藤教授が解説しています。