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食品開発科学科 地域貢献

高校生も参加!異分野が交差する『インターゼミナール』を南九大で開催

2024年8月24日、南九州大学宮崎キャンパスのひなた館「as style cafe」で、異分野の学生や先生たちが集まり、テーマに基づいて意見交換を行うインターゼミナールが開催されました。このプログラムは、高等教育コンソーシアム宮崎が提供する探究・研究支援の定番プログラムであり、本年からは高大接続を目指して高校生も参加する新しい試みが始まりました。

参加者による専門的な講義

当日は、南九州大学と宮崎大学の学生8名と高校生5名が参加しました。南九州大学からは食品開発科学科の吉本博明先生が「探求・研究のテーマの見つけ方」、宮崎大学からは杉山智行先生が「データの集め方」について講義を行い、研究を始める際のアプローチやデジタル技術を活用したオープンデータの取得方法などを紹介しました。さらに、宮崎大学の中山隆先生はファシリテーターとして、探究の意義を説明しつつ、学生たちの質問を引き出し、講師の先生方に「先生ならどうする?」と意見を投げかける場面もあり、活発な議論が行われました。

リラックスできる会場で交流🥤

開催場所であるas style cafeは、本年6月にオープンしたばかりで、学生たちに人気のスポットです。フルーツソーダやキャラメルフラッペを片手に、サイエンスカフェ形式のリラックスした雰囲気の中で行われたこのセミナーでは、世代や大学の垣根を超えた学びの交流が生まれました。

参加者の声

参加者からは「教室とは違いカジュアルな環境だったので、リラックスして話ができ、内容もよく理解できた」「研究テーマのタイトル付けの重要性を強く感じた」「大きなテーマにするのではなく、できる範囲から始めることが大切だと学んだ」といった感想が寄せられ、好評でした。

南九州大学では今後も、高等教育コンソーシアム宮崎の活動等を通じて、県内高等教育全体の質的向上と地域の教育と研究の充実・発展を目指し、県内高校の探究活動を積極的に支援していきます。