環境園芸学科 地域貢献 国際交流(国際貢献)
「チャレンジ農園」で田植え体験を実施しました
令和6年6月9日(日)、南九州学園が運営する「チャレンジ農園」にて、学生と留学生が参加して田植え体験を行いました。この田んぼは、南九州学園の江夏由宇子理事のご厚意により、稲作体験の場として提供され、管理委託農家の松山様の丁寧な指導のもと、都城市内で田植えが行われました。
今回の体験には、宮崎キャンパスから3名のベトナム人留学生、都城キャンパスから16名の学生、さらに卒業後も宮崎県内で活躍している留学生2名を含む計21名が参加しました。田植え前には、病害虫予防のために薬剤散布が行われ、その後いよいよ乗用田植え機を使用した田植え体験が始まりました。ほとんどの学生が初めての体験でしたが、松山様の親切な指導により、全員が無事に田植えを完了することができました。
さらに、江夏理事は参加者全員にお弁当を用意してくださり、具材の準備や仕込みは2日前から行われたとのことです。ベトナム人留学生たちは「お弁当詰め」の体験も行い、日本の食文化に触れる貴重な時間となりました。
田植えの後、学生たちは都城キャンパスに戻り、提供されたお弁当をみんなで美味しくいただきました。今回の体験を通じて、学生たちは日本の農業や食の大切さを学ぶ貴重な機会を得ることができました。
最後に、このような素晴らしい体験を提供してくださった松山様と江夏理事、ならびにご関係の皆様に深く感謝申し上げます。
チャレンジ農園(稲作部門)とは?
「チャレンジ農園(稲作部門)」は、2020年度から江夏理事のご厚意により、コロナ禍でアルバイト収入が減った留学生や、日本の農業技術に興味を持つ学生たちを支援するために始まりました。管理農家の松山様の指導のもと、学生たちは稲作の一連の作業や農業機械の操作を体験することができます。現在では、日本人学生も参加しており、毎回賑やかなイベントとなっています。