管理栄養学科 地域貢献
ベジフルかるたで野菜と果物の魅力を楽しく学ぶ!地産地消フェアに参加
都城市主催・南九州大学共催の「第3回地産地消で健康フェア」(10月6日)に、管理栄養学科栄養教育論研究室(渡邉純子教授)の学生が、都城地域の食や健康に対する意識向上を目的とした「ベジフルかるた」栄養教育コーナーを出展しました。
地元の生産者や企業、市民が一堂に集結
当日は、秋晴れのもと、都城市公設卸売市場の会場に張られたテントに、多くの生産者や企業、関係者、市民が集いました。都城市の西田員敏事業担当副市長および南九州大学の中瀬昌之学長の挨拶のあと、ステージではイベント各コーナーの紹介や、本学の軽音部の演奏が華を添えました。
楽しみながら学べる「ベジフルかるた」
「ベジフルかるた」栄養教育コーナーでは、学生が都城市民対象の調査結果に基づいて、野菜や果物の摂取不足解消のための栄養教育を行いました。手製の「ベジフルかるた」を読み上げると、親子連れや各年代の参加者が、歓声をあげながら楽しく体験をしていました。参加者全員にベジフルメダルを進呈しましたが、なかには何度も足を運んでは、かるたを楽しむ子どもたちの姿もありました。
考案した学生の想いと取り組み
「ベジフルかるた」を考案した管理栄養学科4年三島美音さんと冬野莉理さんは、「かるたを通じて、身体の調子を整えてくれるビタミンやミネラルの供給源である野菜や果物にもっと関心を持ってもらい、食べ方や食べる量が適正に近づけば嬉しい。」と話していました。
健康への関心を深めてもらう工夫
参加者には、ベジフルメダル以外に、都城市域の農産物を活用し、郷土料理や健康づくりに配慮した「ベジフルレシピ集」や「ベジフルかるた」の読み札・取り札一覧、さらに「野菜や果物の栄養」をまとめた資料を配布しました。「ベジフルかるた」コーナーでは、体験者が途絶えることがなく、体験の前後で「野菜や果物に関するアンケート」に熱心に回答を記入している参加者の姿が印象的でした。
今回の取組みは、将来の管理栄養士に向け日々学んでいる学生にとって、貴重な研究発表ならびに社会貢献の機会となりました。