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子ども教育学科 地域貢献

連携幼稚園と「ちょっとハードで、楽しいイモ掘り」を実施!

 11月5日、都城キャンパスに、連携校の天竜祝吉幼稚園の年長児25名を招いて、「ちょっとハードで、楽しいイモ掘り」を実施しました。

 このイモ畑は、春に、選択授業「子どもと園芸」の受講生5名がデザインし、幼稚園必修授業「幼児と環境」の受講生と一緒に植え付けたもので、黄色やオレンジ、紫や白など、いろいろな色と形のサツマイモがランダムに植えられています。

 一般的なイモ掘りとは異なり、芋づるはそのままなので気をつけないと足をひっかけて転んでしまいます。もちろんイモの姿を見ることはできません。

 また、畑には子どもたちが育てたマリーゴールドが植えられていて、とてもきれいです。

 イモ掘り開始!の合図で、子どもたちは一斉にイモを掘り始め、次々と大物を掘り当てます。参加した22名の学生たちは、子どもの気づきを最大限に尊重するよう、語りすぎないようにサポートします。

 30分経っても子どもたちの集中力は切れません。すごい集中力です。掘るたびに色や形、大きさの違いに気づき、その気づきを子どもたちは語りながら、イモを掘り続けます。
 学生たちは、そのつぶやきをつぶさないように語りかけます。

 予定していた時間となり、残念ながら、ここでタイムアップ! 
時間さえあれば、子どもたちはすべてのイモを掘り起こしたことでしょう。

 今回の芋掘りは、幼児の探究力育成のためのプロジェクト「掘ったイモはどんなイモ?」のプログラムのひとつとして実施しました。

 テーマは、「幼児が没頭し、たくさんの気づきがある芋掘りとは?」
学生たちがプランニングした芋掘りは、その目的を概ね達成できたようです。

子ども教育学科 理科教育研究 教授
遠藤 晃