食品開発科学科 地域貢献
茶系飲料メーカーの「品質管理研修会」へ講師として参加
株式会社サーフビバレッジ(本社:東京)より依頼を受け、本学食品開発科学科の長田隆教授が講師を務めた「品質管理研修会」が開催されました。同社は茶系飲料を中心に製造する飲料メーカーで、食品の品質管理と技術向上に注力しています。今回の研修には入社3~4年目の従業員9名が参加し、地域産業とのつながりを深めるプログラムが行われました。
研修内容
1日目は鹿児島県の茶葉加工工場を見学し、茶葉の加工プロセスについて学びました。その後、長田教授を講師に迎えた「品質管理研修会」(会場:天文館ビジョンホール)が実施され、以下の内容が行われました。
9:00~12:00:食品工場で働くための基本知識と注意点に関する講義
食品工場内での衛生管理や製造現場での安全確保について詳しく説明しました。
13:00~15:00:食品の加熱殺菌理論に関する講義
加熱殺菌の基礎知識から応用までを学び、食品の安全性を高める技術の重要性を理解しました。
15:00~15:45:理解度確認テスト
講義内容を振り返り、実務に役立つ知識を定着させるためのテストを実施しました。
本研修では、南九州大学の実務家教員の長田を講師として呼んでいただきました。
食品開発科学科では、こうした企業や自治体などからの講師依頼にも積極的に対応していきたいと考えています。ぜひお気軽にご相談ください。