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石川客員教授が石破総理にユネスコ無形文化遺産登録を報告

伝統的酒造りが無形文化遺産に登録 本学の石川客員教授が総理大臣に報告

令和6年12月5日(水)、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の政府間委員会で、日本の「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録されました。これにより、日本酒や焼酎、泡盛といった伝統的なお酒の製造技術が、世界的に評価されることとなりました。

この登録を受けて、令和7年1月16日(木)、南九州大学客員教授であり、日本酒造杜氏組合連合会会長を務める石川達也先生が、関係者とともに内閣府を訪問。石破総理大臣らに無形文化遺産登録の報告を行いました。

この時の様子がNHKニュースで取り上げられています。

[NHKニュース]石破首相 ”日本酒の国内消費拡大 輸出促進を支援”

訪問には、伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会の会長や、日本酒造組合中央会の会長も同席。酒造りの文化的価値を国として発信していくことの重要性が改めて確認されました。本学もこの貴重な伝統技術の保存・継承に積極的に関わり、食文化の発展に貢献していきます。

日本の「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録を石破総理=写真中央=に報告した、本学客員教授で日本酒造杜氏組合連合会会長の石川達也氏=写真左=ら。

南九州大学は、国内大学でも数少ない試験研究用酒類製造免許を所持し、現在、「単式蒸留焼酎」「ビール」「発泡酒」「果実酒」「甘味果実酒」の製造が認められています。教育研究においても日本の伝統的な酒造りや新規酒類の開発などに取り組んでいます。