子ども教育学科 地域貢献
三股町でポケットオルゴール工作教室を開催
2月15日、三股町小鷺巣自治公民館で、ポケットオルゴールの工作教室が開催されました。このイベントには、地元の小鷺巣サロンメンバー14名に加え、三股町の生涯学習係の担当者、そして南九州大学 都城にこにこクラブの山之内研究室からゼミ生1名がサポーターとして参加しました。
参加者は50代から90代と幅広く、それぞれが『♪琵琶湖周航の歌』や『♪星に願いを』、『♪ふるさと』など思い入れのある曲を選び、細かい作業に集中しながらオルゴールを組み立てました。オルゴールが完成すると、参加者同士で音色を楽しみながら交流が深まりました。
また、工作の後には、サロンの皆さんが準備してくださった温かい豚汁やご飯、サラダ、手作りの大根と人参と生姜の漬物を囲みながら、和やかな時間を過ごしました。参加者からは「次回は『♪浪曲子守唄』のオルゴールを作りたい」といったリクエストもあり、継続的な活動への期待の声に「はい、探してみます」とお答えしました。
このような地域との交流を大切にしながら、今後もポケットオルゴールの工作教室を続けていきます。サロンの皆様、美味しい豚汁、ご馳走様でした。
都城にこにこクラブ
都城にこにこクラブでは、障害のある方や高齢者を癒すことを目的に、「ポケットオルゴール」の製作・寄贈活動を行っています。このオルゴールはポケットに入れながら音を楽しめるもので、本学の学生がコロナ禍に頑張る人々を少しでも励ましたいとの想いから発案しました。
2020年10月の活動開始以来、全国の障害児者施設、子ども病院、特別支援学校、高齢者施設など 195か所 に 計1690個 を寄贈しています(2025年2月現在)。
また、高校生を対象としたボランティア講座も開催し、地域社会に貢献する活動を広げています。