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食品開発科学科 地域貢献

食の不思議を体験。「健康ふくしまつり」に参加

12月1日(日)、宮崎西地区交流センターで開催された「健康ふくしまつり」に、南九州大学食品開発科学科の学生と教員が参加しました。本イベントは中央西まちづくり推進委員会の主催で、学生たちは「健康・福祉コーナー」を担当しました。

食品の色の秘密に驚きの声

今年は、濾紙(ろし)を使って食用色素を分離する実験を行いました。参加者は、食品に使用されている合成着色料が実は複数の色で構成されていることを発見し、驚きの声が上がりました。また、食の見た目が与える影響についても学び、食品の外観(見栄え)の重要性を再認識していました。

子どもたちに大人気「わんぱく広場」の科学実験

同時開催された「わんぱく広場」では、食品開発科学科の学生が楽しい科学実験を実施し、多くの子どもたちが興味津々で参加しました。

🔬 片栗粉を使った実験

身近な食材に潜む科学の力を体験!片栗粉と水を混ぜると、力を加えたときだけ固まる「ダイラタンシー現象」を学びました。

💎 宝石石鹸づくり

自分だけのオリジナル石鹸を作り、手洗いの大切さを学習。ブラックライトで手の汚れを確認し、手洗いの効果を実感しました。

💧 掴める水の実験

アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムを使って、水を膜で包み込む不思議な現象を体験しました。

❓ 宮崎名産品クイズラリー

宮崎の食文化について楽しく学べるクイズに挑戦!名産品の魅力を再発見しました。

🟠 塩でスーパーボールづくり

食塩の脱水作用を活用し、自分でスーパーボールを作る実験を実施。科学の面白さを実感できるプログラムでした。

本イベントは、食品開発科学科の学生にとっても、実験を通して子どもたちに食の魅力を伝える貴重な機会となりました。参加した子どもたちが目を輝かせながら体験を楽しんだ、大盛況のイベントとなりました。