トピックス

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

管理栄養学科 地域貢献

「小松川見守り隊」知事表彰 渡邉教授や学生が参画

南九州大学宮崎キャンパス近くを流れる「小松川」で清掃活動を行う地域団体「小松川見守り隊」が、本年度の宮崎県知事表彰を受賞しました。

この表彰は、県内の河川や海岸で環境美化や普及・啓発活動に取り組む団体に贈られるものです。表彰式は2025年3月17日(月)に宮崎県庁で行われ、隊の設立メンバーである管理栄養学科の渡邉純子教授が、祇園自治会の新名典忠会長とともに出席しました。

  • 河野俊嗣知事から賞状を受け取る渡邉純子教授

  • 河野知事に活動を報告する渡邉純子教授

  • 知事表彰を受賞した「小松川見守り隊」の新名祇園自治会会長(左)と渡邉教授

本年度の知事表彰では、「小松川見守り隊」のほか、以下の2団体も受賞されました。

延岡市立熊野江小学校(内田由美子校長)、延岡市立南浦中学校(酒匂慎一郎校長)、熊野江地区(堀田祐吉区長)

延岡市サーフィン連盟(遠田真央理事長)

受賞された皆さま、誠におめでとうございます。

小松川見守り隊の取り組みについて

小松川は、宮崎市の平和台公園近くを水源とし、住宅街を縫うように流れる一級河川です。かつてはホタルが飛び交っていた自然豊かな流れですが、近年では家庭ごみや粗大ごみの不法投棄が目立つようになっていました。

この状況を受け、渡邉教授が2020年に祇園・霧島の両自治会の有志とともに立ち上げたのが「小松川見守り隊」です。月に一度の清掃活動には、地域住民や本学の学生サークル「自然クラブ」のメンバーが参加し、本学同窓会会長・大井手健二さんの協力も得ています。

この活動は、地域の環境美化や景観整備だけでなく、生物多様性の保全、そして地域と大学・学生とのつながりを育む大切な取り組みとなっています。

看板の新設と除幕式

知知事表彰に先立ち、2025年3月12日(水)には小松川沿いに新しい看板が設置され、除幕式が行われました。看板は、大井手さんの手づくりによるもので、当日は渡邉教授や本学の学生も参加しました。お近くをお通りの際は、ぜひご覧ください。

看板の除幕式に参加する渡邉教授と学生たち=2025年3月12日(水)

 

南九州大学は、「地域を愛し、地域に愛される大学」をビジョンに掲げております。
これからも地域とともに歩み、こうした取り組みを継続・発展させてまいります。