管理栄養学科 地域貢献
小児糖尿病功労賞にETサークルが選出
本学健康栄養学部 管理栄養学科の学生によるボランティアグループ「ETサークル」が、公益社団法人日本糖尿病協会(JADEC)の「小児糖尿病功労賞」を受賞しました。
この賞は、小児糖尿病の対策や支援に貢献した個人・団体をたたえるもので、2024年度の受賞者のひとつとして本学の学生サークルが選ばれています。
また、サークルの顧問を務める村上真珠美准教授(管理栄養学科)の受賞コメントが、糖尿病の専門誌『糖尿病ライフさかえ』(月刊)に掲載されました。
ETサークルとは
「ETサークル」は、管理栄養学科第2期生たちが中心となって、立ち上げました。自分たちが“栄養士のたまご(Eiyoushi no Tamago)”であることから「ETサークル」と名付けられたこのサークルは、以来20年以上にわたって活動を続けています。
発足依頼、小児糖尿病と向き合う子どもたちとその家族を支えるボランティア活動に取り組んでいます。宮崎県内で毎年開催される「小児糖尿病サマーキャンプ」では、子どもたちの食事支援や生活サポートを通して、安心と笑顔を届けてきました。
実践的な学びを通じて
子どもたちと直接ふれあいながら活動することで、学生たちは教室では得られない「実践的な学び」を深めています。このたびの受賞は、そうした地道な活動と学生の努力が評価されたものであり、大きな励みとなりました。
今後も南九州大学では、地域に根ざした人材育成と実学の実践を通じた社会貢献に尽力してまいります。