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管理栄養学科

日本代表ジュニア合宿での栄養サポート(カヌー競技)

アスリートの成長を食で支える
― カヌー競技ジュニア合宿での栄養サポート ―

南九州大学では、スポーツ栄養学の専門的知見を活かし、未来のトップアスリートを支える取り組みを進めています。

2025年4月17日(木)〜20日(日)、高知県須崎市で行われた「ジュニア日本代表強化合宿(カヌー競技)」に、本学健康栄養学部管理栄養学科の原口直樹講師が栄養サポートスタッフとして参加し、選手たちを食の面から支えました。

未来のオリンピック選手を目指すジュニアたちが集まる本合宿は、公益社団法人日本カヌー連盟の「タレント発掘・一貫指導育成事業」の一環として開催されたものです。

原口講師は、選手たちに提供される食事の栄養バランスを確認し、以下のように不足しやすい栄養素について具体的な提案を行いました。

  • 持久系競技で特に重要な栄養素。レバーや赤身肉、青菜類の副菜を追加することで補うよう提案。
  • カルシウム成長期の骨形成に不可欠であり、牛乳・チーズ・小魚類の摂取を推奨。
  • ビタミンC鉄の吸収を助ける栄養素として、フルーツや野菜ジュースの併用を推奨。

こうした具体的なアドバイスを通じて、選手個々のパフォーマンス向上とチーム全体の強化に貢献しました。

南九州大学では今後も、スポーツ現場での実践的な支援を通じて、地域および全国レベルのスポーツ振興に貢献してまいります。