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環境園芸学科

「ミヤザキ春の花まつり」における産学官連携

令和3(2021)年3月20日(土)から5月9日(日)の51日間、宮崎市では「ミヤザキ春の花まつり」が開催されており、この花のイベントに南九州大学も大いに貢献しました。

「ミヤザキ春の花まつり」開催に向けての参画

「ミヤザキ春の花まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う地域経済の回復、国土交通省創設の「ガーデンツーリズム」に登録されている「宮崎花旅365」の周知、「太陽と緑と大地のガーデン・シティみやざき」の推進を図るなど、宮崎市を花の力で元気にすることを目的に開催されています。

 この開催にあたり、宮崎市(都市整備部景観課)は令和2(2020)年9月に「ミヤザキ春の花まつり実行委員会」を発足しました。この実行委員会に南九州大学関係者からは、北川義男名誉教授(実行委員会副会長)、関西剛康教授(実行委員会運営会議コーディネーター)が参画して、準備・企画・運営・実施等を推進しました。

学生アイデアを活かした「グリーン・ヒュッゲ・マルシェ」開催

そして、「ミヤザキ春の花まつり」の一環として、令和3(2021)年4月4日(日)に開催の「グリーン・ヒュッゲ・マルシェ(Green hygge Marche)」は、南九州大学の学生諸子(環境園芸学部)が、宮崎市(都市整備部景観課)・宮崎県若手造園技術者(一般財団法人日本造園建設業協会宮崎支部・一般財団法人宮崎県造園緑地協会)との産学官連携事業として参加協力したイベントです。

 このイベント開催にあたっては、令和2(2020)年12月から学生諸子は共に協議を重ねて、国際海浜南エントランスプラザ内に位置する開催会場の①造園計画から②展示庭園や花壇の施工、③当日のイベント企画(出店ブースやイベント名称)から④イベント広報(Instagram・Facebook)を行いました。

 新型コロナウイルス感染症の対策を万全にしたイベント当日の4月4日(日)には、宮崎市・宮崎県若手造園技術者(環境園芸学部卒業生も参加)と共に、➄環境園芸学部生10名と教員1名が参加して出店ブース(盆栽・多肉植物・テラリウム販売)の運営や、⑥環境園芸学部附属フィールドセンター松島大樹技能職員と環境園芸学部生3名の有資格者によるツリークライミングのデモンストレーションなどを行いました。

 イベントには大勢の方が来園されて、好評のうちに終えることが出来ました。環境園芸学部生たちは、宮崎市・宮崎県若手造園技術者との産学官連携を通じて、貴重な社会経験を得ることができました(以下の動画は、その時に参加した環境園芸学部生が出演・撮影・編集した動画です)。

イベントに参加した環境園芸学部生が感想を述べた動画(環境園芸学部生による動画作成)