子ども教育学科
都城地域障害児支援専門性向上研修事業の開所式を行いました。
核家族化や過疎等の社会変化に伴い、子育て支援は複雑かつ多面的な課題を持っています。多様化する支援ニーズへの対応が求められる中、地方行政では社会変化に対応した継続的な支援のための職員の「人材育成」と「資質向上」が新たな課題となっています。
そこで、人間発達学部では、地域貢献活動の一環として、大学の特性を活かし、人間発達学部における学生教育での「教育現場と大学との往還」による地域の子育て(支援)に関する実践的な教育において蓄積された「科学の知」を地域に還元する取り組みとして『都城地域障害児支援専門性向上研修事業』を実施いたします。同時にこのことは、本学学生の学びの質を向上させる、「地域と大学の知の往還」を生み出すものともなります(図参照)。
開所式の様子(5月14日)
5月14日(金)に南九州大学都城キャンパスにて「都城地域障害児支援専門性向上研修事業の開所式を行いました。 開所式には、研修生19名と都城市から4名のご来賓にご参加いただきました(曽於市関係者4名の方々については、新型コロナ感染症拡大に伴う措置により欠席)。
都城地域障害児支援専門性向上研修事業について
1.対象:
近隣自治体(都城市・曽於市)の関連する領域(特別支援)の職員の方
[例]:保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・特別支援学校教諭・支援員
2.内容(プログラム):
障害児に関連する子ども支援、家族支援、地域支援体制の構築等に関する科目
3.実施形態:
月1~2回 15:15~16:45
4.修了証:
所定科目をすべて履修し、試験に合格された方には「修了証」を授与予定