食品開発科学科
“This is sick!!” ジャパスタンカレー、できました
学生に「開発するよろこび」を感じて欲しい
「食品開発のプロを育成する」をキャッチコピーとする食品開発科学は、大きな悩みがありました。
「学生の個性を伸ばし、学びの喜びをどうすればより高められるのか」
「学生が『この学科で学んで良かった』と満足してくれる教育は何なのか」
「文科省が求める ”課題解決型の新しい学び” を、食品開発でどう実現するか」
その答えがジャパスタンカレーの開発です。
目玉実習「食品開発実習」を全面リニューアル
本学では、2年生後期から1年半をかけて、食品開発実習1~3を開講しています。食品加工の基礎技術から徐々にはじめ、最終的に新規食品開発までをゴールとした人気の実習です。
しかしながら、中身の製品の開発はおこなうものの、パッケージを含めた最終製品までの開発は行っていませんでした。
そこで、これを全面リニューアル。マーケティングに基づいたコンセプトメイキングから製品開発、さらにはパッケージデザインを含めたすべての過程を詰め込みました。
ナンバーワンをガチで商品化
実習は、5~6人のチームに分かれておこないます。コンセプトのプレゼン、試作と試食を繰り返し、製造工程のHACCPシートの作成とチェックを経て最終プレゼンと試食会に臨みます。全学生の無記名投票に基づき、最高得票したグループには「実商品化」の特典が与えられます。
2020年度実習で最高得点を稼ぎだした商品。それが「ジャパスタンカレー」です。
1000個限定で製造し、オープンキャンパスや学園祭などで配布しています。
「パッケージを手に取った瞬間手がふるえました」
ジャパスタンカレーを開発したのは2020年度6班。
調理リーダーの田中君(久居高校)
1位になったらホントに製品化するよ、と先生が発表して俄然テンションが上がりました
とモチベーションの向上を語ります。
パッケージリーダーの假屋さん(鹿屋中央高校)
メインキャラは決まったものの、カラーリングが何通りもあって、最後までどれがいいのか決められませんでした
と、商品化の緊張感を実感したようです。
コンセプトリーダーの内田君(宮崎北高校)
できあがったパッケージを手に取った瞬間、嬉しくて手が震えました
といままでにない満足感を語ってくれました。
学びの可視化を追求する
食品開発科学科は、食品開発を柱に食品安全など食品開発のリーダーとして必要な知識と実践を学ぶ、オンリーワンの学科と自負しています。知識偏重の学習から、学びの成果を社会に見える化する教育を目指しています。
2020年度から、卒業研究発表会はYouTubeオンラインライブ化(Youtubeでアーカイブも視聴可能)。保護者のみならず、高校時代お世話になった先生方、OB達にも公開し、4年間の成長を公開しています。
食品開発科学科に関する問い合わせ
南九州大学食品開発科学科
学科長・教授 紺谷靖英 博士(学術)
*プロフィールはこちら(pdf)
メール:koho@nankyudai.ac.jp
電 話 :0985-83-2111(代表)
募集要項リンク
南九州大学 食品開発科学科 2022年度入試要項
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