食品開発科学科
数理・データサイエンス開講
令和4年4月11日(月)、食品開発科学科でオンデマンド型インテンシブ科目「数理・データサイエンス」が開講しました。本科目は、食品開発科学科のDX教育の一環として、本年度から1年生必修で開講する科目です。
本オンデマンド講義は、文部科学省が全国の大学生50万人に教育することを目標としている「数理・データサイエンス・AI教育(外部リンク:文部科学省ホームページ)」のリテラシーレベルの内容をフォローするために、宮崎大学が開発したコンテンツ「データサイエンス入門」をオンラインで受講するものです。内容は、大学生が基本的に知っておかなければならないリテラシーレベル(“導入”及び“心得”)を中心に構成されています。
特徴は、デジタルツールを使った次世代の教育スタイルを体験するために、本学が導入しているLMS(ラーニング・マネージメント・システム:学修管理システム)上で稼働し、学習者本位の教育を実現するために、学生自らが自分の進度に合わせて自分で自由に受講できるものとなっています。講義ビデオ視聴、まとめテスト受講、まとめビデオ視聴で構成された全15回の講義を受講します。また、学生同士、学生と教員のディスカッションは、本学が導入したSlackの講義チャネル上でおこない。完全オンライン、非同期型での講義を実現しています。また、深い学びを実現するためにインテンシブ科目とし、通常4か月の講義期間を2か月で終了する設計となっています。
宮崎大学の正規の科目を、本学で履修できることになったのは、本学も参画する「高等教育コンソーシアム宮崎」の地域連携の一環として実現しました。宮崎大学は、本コンテンツをクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)に基づき提供しています。CCライセンスは、インターネット時代のための新しい著作権ルールで、コンテンツを公開する著作権者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールで、SDGs時代のシェアリングの理念にも合致するものです。