南九州大学特別公開講座『ソーシャルインクルージョンのゆくえ』

2020年1月17日、厚生労働省は「地域共生社会の実現に向けた包括的な支援体制の整備について」という報告書の中で、ソーシャルインクルージョン（社会的包摂）の在り方を提唱しました。これは、子ども、障がい者、高齢者、性的マイノリティなど、多様な背景を持つ人々が排除されることなく、それぞれが自分らしく地域で生活できる社会を目指すものです。この考え方は、現代社会において非常に重要な課題とされています。

南九州大学では、こうしたソーシャルインクルージョンをテーマにした特別公開講座「ソーシャルインクルージョンのゆくえ～当事者の声を手がかりに～」を開催いたします。本講座では、障がいを抱える人々だけでなく、さまざまな生きづらさを感じている当事者のリアルな声を聞き、ソーシャルインクルージョンの在り方について一緒に考える機会を提供します。

高校生、保護者、そして教育関係者の皆さま、この貴重な機会に、ソーシャルインクルージョンと多様性について深く学び、共に地域社会の未来を考える場として、ぜひご参加ください。